4月30日から5月4日に掛けてハノイに旅行してきた。かなり辛口なのでベトナムやハノイの好きな方は本投稿を読まないことをお勧めする。
率直な感想は、ハノイよりビエンチャンの方が拙者の性に合っている。ラオスがベトナムのようにならないことを個人的には願う。ミャンマーのサイクロンの影響で天気があまり優れなかったためか、拙者が風邪気味であったためか知らぬが、ハノイの印象はあまり良くない。暗い、汚い、臭い、窮屈、ケチくさいというのが拙者の印象。「5K」である。全く秩序が無い状況で人口だけが異常に増加してしまった感じ。ラオスは人口が少ないから秩序が無くてもそれほど問題ないけれども、同じ秩序の無さで人口だけが物凄く増えてしまうとこうなってしまうらしい。ともかくゴミが多いし、そのために臭いし、スクーターが無秩序に何の規則も守らずに本当に我がままに走っている。信号を守って道を渡ってもスクーターに引かれそうになる。歩道を歩いていても他人の肩が頻繁にぶつかってくる。避けきれないほど混雑しているわけでもないのに。当然、失礼もすいませんもない。要は町全体が通勤ラッシュ時の満員電車内状況なのである。道は皆のゴミ箱状態。人々もあまり愛想が良くない。ほとんどの人がお洒落にもまったく気を使っておらず、パジャマのような格好で平気で外出している。例外は確かにあるが、全般的に服装や建物に関する雰囲気や美学に関心はないようだ(油絵のギャラリーは以外と多く、絵のセンスはかなり高かったけど・・・)。ハノイは拙者が過去に旅行した嫌いな街ワースト3には入るような気がする。拙者は旅行中、本当に悲しみを覚え、鬱に陥った。
ホテルもインターネットで予約したところに泊まったが、実物がインターネットの写真と全く違う。☆☆☆の格付けのホテルであるようだが、どうやら国際的水準ではなくベトナム水準の☆☆☆なのであろう。日本のアゴラとかいう予約会社のウェブサイトを通して予約したので早速苦情のメールも書くつもりである。写真のロビーや部屋は超広角レンズか何かで撮影した後、コンピューターで相当の修正をしたのであろう。一応、写真と実物を見比べると同じホテルだ。住所も完全にマッチしている。拙者が泊まるホテルを間違えたわけではない。ベッドのシーツに多数の穴が空いており、コップのコースターもカビている。宣伝されていたフルーツバスケットにはバナナが数本入っているのみ。トイレが外から丸見え(ブラインドが壊れていて閉まらない)。シャンプーとリンスの入った容器が物凄く汚い。石鹸は基本的に頼まないといけない。もちろんトイレもシャワーも汚い。朝食付きということらしいが、本当に不味いし悲しくなる食事なのでホテルでは朝食はとらないことにした。
飛行場での対応も滅茶苦茶悪かったし、飛行場の両替やタクシーサービスも詐欺まがいなことばかりしてきて頭にきた。両替レート表の通り両替してくるのだと思ってドルを渡したが、戻ってくる現地通貨(ドン)が何故か少ない。問いただすと、10%の税金を両替した後に差し引くそうだ。それなら最初からレート表に書いておけ!帰りに飛行場でビールを買おうとしたが、店員がいない。$1.5の値段が付いていたので、お金だけ置いていこうと思ったけど、お釣が必要だったので他の店で買うことにした。ビールを買える店は数件並んでいるのだが、どこも店員がいない。どうやら近くの待合ロビーで駄弁っている姉ちゃんたちがこれらの店の店員らしい。仕方なく店員がいる店で買おうとしたが、$2.5もするので買うのは辞めた。ベトナムの商売成功法はセコく他人を騙すことなのかとまで思った程だ。日本のように責任を持ってプロの仕事をして客の信頼を得るという概念はこの国にないのか?
まあ、たった4日間にしては相当に話の種ができた。秩序がなくても、ラオスのようにまだのんびりしていて、悪い言い方ではあるが、人がある意味、悪賢かったりしなければ、それはそれで気楽でいいのかもしれない。それが、秩序がない上に、多くの個人が自分勝手でセコく、ガツガツしており、公衆道徳もなく、無責任ではどうしもない。ベトナム以上の人口を擁していてるのに、より秩序が守られており、ばりばりの資本主義なのに社会の調和が保たれている日本はある意味奇跡だと思った。一日本人として、この日本の良さを守り、後世にも引き継いでいかなくてはいけない責任を強く感じた。日本がハノイのように決してならないよう、責任感、思いやり、気配り、協調性など、日本が世界に誇れる精神をより大切にしたいと痛切に思い、焦りさえも感じた。
参考までに写真も添付する。
カビたコースターにコップが載っていた。悲しい~!

ハノイの割と綺麗な街角。
ハロン湾は綺麗だよ。